香港展房将于津南町展示，手工纸和腌制坊促进文化交流

「越後妻有大地芸術祭2024──香港部屋《一样不一样》」の香港部屋の外観 （政府新聞処）

【転載点新聞】康楽及文化事務署（康文署）、芸術推進辦事処が企画、越後妻有大地芸術祭実行委員会が協助する「越後妻有大地芸術祭2024──香港部屋」が、明日（13日）から 11 月 10 日まで、日本の新潟県津南町で展示されます。香港の芸術家、曾敏富と譚若蘭は、作品《一样不一样》を通じて、香港の都市生活と越後妻有的自然環境を結びつけます。

香港の都市人は、高層ビルに囲まれ、昼夜問わず働いています。一方、越後妻有では、有名な日本の米は、農家が四季の変化や自然環境を尊重して順応した成果であると考えられています。曾敏富と譚若蘭は、この考えをインスピレーションとし、香港と津南の両方から収集した廃紙を粉砕して手漉き紙を作成し、さらに山水の風景に変えました。このプロセスは、都市人の生活の煩瑣な部分を洗い流すようなものです。

芸術装置作品は、ダイナミックな空の風景の投影、手作りの泥盤、紙の彫刻で構成されています。（政府新聞処）

この展示では、投影と照明効果を使用して、壁にダイナミックな空の風景を作り出しています。時間の経過とともに変化し、都市生活の速いペースを反映しています。手作りの泥盤は、農民と四季の間の永続的なつながりを象徴しています。機械装置により、農具が泥盤上で回転し、都市人の生活が機械時計に従っているように見えますが、農民は自然の時計に従っており、両地域の人々が時間に対する認識の違いを示しています。芸術家は作品を通して、地元の人々と自然との共存する生活様式に敬意を表し、同時に、たとえ両地域で差異があったとしても、同じ空の下では時間と自然が並行して流れていることを観客に再考するように促しています。

展示期間、芸術家は手漉き紙ワークショップを開催し、香港と津南の間の友情と関心を伝えます。（政府新聞処）

作品展示に加えて、芸術家は展示期間中に手漉き紙ワークショップを開催し、交流の橋渡しを行います。手漉き紙や作品を通して、香港と津南の友情と関心を伝えます。

「みんなの漬物」コミュニティプロジェクトは、津南町と香港で漬物の話を探ります。（政府新聞処）

さらに、アクティビティパートナーの創不同協作（MaD）は、食文化をテーマに「みんなの漬物」コミュニティプロジェクトを企画し、津南町と香港で漬物の話を探り、参加者に漬物の味を細かみに味わってもらい、文化交流を展開します。今年の香港部屋計画では、香港城市大学クリエイティブメディア学院がインターンシップ計画の協力パートナーとして招かれ、同大学の学生に、香港部屋計画に参加する芸術家やアクティビティパートナーと一緒にインターンシップやインタラクティブ交流を行う機会を提供します。

3 年に一度開催される越後妻有大地芸術祭は、世界最大級の国際的なアウトドア芸術祭の 1 つです。康文署芸術推進辦事処は津南町役場のサポートを受け、2018 年に越後妻有大地芸術祭実行委員会や NPO 法人越後妻有里山協働機構と協力し、新潟県津南町に香港部屋を設立しました。今年の香港の芸術家は曾敏富と譚若蘭で、香港と日本の選考委員会が2023年に公募作品案から選出しました。